「いい会社ですね。」の真意は?
“相手にとっての「(都合の)いい会社」”
「いい会社」といっても色々あります。
業績がいい会社、働きやすい会社、歴史のある会社、などなどです。
しかしながら、ちょっと違った意味合いの「いい会社」
についてご紹介します。
私の勤務する会社は、お付き合いのある会社のほとんどから、
「いい会社ですね」
と、言っていただいています。
実はその背景は、
相手側の会社にとって「(都合の)いい会社」ということなのです。
私の会社は、揉め事を極端に嫌う社風です。
そのため、他社との交渉の場においては、
こちらの意見を通して相手の気分を害するより、
「こちらが多少損をしてまでも関係良好を維持するのが素晴らしい!」
といった具合です。
「我々は世間から“いい会社”と思われているんだ!」
と勘違いしがちですが、
それは、相手側から見て、「(都合の)いい会社」
に過ぎないという一例です。
日本が“いい国”と、よく言われる理由が、
外国にとって「都合のいい国」だったら嫌ですね。