中年サラリーマンの人生突破ブログ

終身雇用の時代が終焉を迎えた今、何を考え、何をすべきか。。。

上司と部下の間に距離ができてしまう発言

 

“会社の不手際に対して、「この度はすいませんでした」と何故か部下にも謝罪する”

 

この発言は一見、もっともなことと思われます。

しかし、役員クラスが従業員に謝罪するのならしっくりきますが、

係長や課長クラスの人間が言うのは

「俺はお前たちとは違う(俺は会社側の人間だ)」

という考えが背景にあるからです。

 

このような発言は、上司と部下の間に距離をつくります。

会社の不手際に対しては、係長課長クラスでは、

「なんだよ、ふざけんなよなあ」

と、こっそり部下と一緒に愚痴るくらいが丁度よいです。

 

過去を思い起こしてみると、

会社の不手際について、なぜか部下にも謝罪する管理職ほど、

出世欲にまみれていた気がします。

また、念願の管理職になった時に、

「自分は周囲とは違う」という意識から、

陥りがちなケースでもあります。