中年サラリーマンの人生突破ブログ

終身雇用の時代が終焉を迎えた今、何を考え、何をすべきか。。。

意見聴取は「ガス抜き場」??

 

会社や、労働組合が、

従業員の意見を聞く会を設ける時があります。

 

従業員側は、日頃のうっ憤を晴らそうと、

色々意見をぶつけます。

会社側も、表面上真摯な態度で話を聞きます。

 

しかし、これは一見自分たちの意見を聞いてくれたと思いがちですが、

多くは、単に「ガス抜きの場」を提供しているにすぎません。

 

会社にとって、

「従業員の意見を聞いて、改善する」

ことが真の目的ではなく、

「“従業員の意見を聞いた” というエビデンスを作る」

ことが目的の場合が多々あります。

 

出した意見に対して、しっかりとしたフィードバックがあるかないかで、

単に、「ガス抜き場」の提供だったかどうか判断できます。

意見に対して、「検討します」という返事であった場合、

いつまでにどのように検討して、

いつ誰にフィードバックするのか

を、その場で確認したほうがいいでしょう。

 

会社にハラスメント相談窓口や、

こころの悩み相談窓口を設置しているケースもありますが、

これも設置することによる問題解決までが必須ではなく、

会社側は、「設置している状態であること」

で、満足しています。

 

このような、形式上のものは非常にたくさんあります。

それを見極めて、どれをどう活用するかも、

サラリーマンにとって重要なことだと思います。