新入社員の心得①
“わざと先輩に話しかける(質問する)”
“教えてもらったことの結果報告を忘れずに”
これができるできないで、先輩社員からの対応が大きく変わります。
教えてほしいと質問される(話しかけられる)=頼られている
ということですので、質問された側は、決して悪い気はしないどころか、
うれしくて仕方ないと思います。
ですから、特定の人ばかりにアドバイスを求めるのではなく、
わざとなるべく多くの人に質問する(話しかける)と良いでしょう。
「なんだ、俺には聞いてこないのか」
と思われたら損をします。
しかしながら、「こうしたらいいよ」と教えたのに、
その結果どうなったかの報告がなければ、
「何だ。折角教えてやったのに」
となってしまいます。
ですから、「質問する」「その結果を報告する」
はセットと考えたらいいでしょう。
私も新入社員の時、質問は満遍なく周囲の先輩方にするよう心がけていましたが、
その結果報告が抜けていた時が多々ありました。
自分が先輩社員という立場になった時に、
アドバイスした後輩からの結果報告がないと、
「せっかくアドバイスしたのに」
と思う時があり、その時初めて、
「ああ、自分も昔は教えてもらったのに、それっきりにしていたなあ」
と気づきました。
今思えば、随分失礼なことをしてしまっていたと後悔しています。