効率的な会議の進め方
“事前に準備してもらい、その場では極力検討しない”
“資料はA4一枚ルールの徹底(補足資料なし)”
効率的な会議の進行(準備)のためには
この2点が重要だと思います。
しかし、これがなかなかできません。
会議といえば、
「その場で何かを考える、検討する」
という先入観があるからです。
ダラダラと、あーでもないこーでもない
と議論することを良しとし、
サッサと進行することを手抜きととらえる傾向があります。
しかしながら、考えることは自分一人でいつでもできるため、
むしろ会議は、事前にテーマを共有しておき、
「事前に考えたことを確認しあう場」
と、とらえた方が効率的に進行できます。
他の意見を聞いてから意見が変わるというのであれば、
その意見をメールで事前共有しておけばいいのです。
間違っても、その場で突然、
「○○についてですが、今日はみなさんの意見を聞きたいと思います。
どうですか?なにか意見ありますか?」
は、やめましょう。
また、発表資料についてですが、
配布が必要なら、A4一枚(白黒)にまとめる。
プレゼンならパワーポイント3枚以内にまとめるなど、
ルールを作っておきましょう。
量が多い=しっかり準備した
量が少ない=手抜き
という先入観がありますので、
ここはルールとして枚数制限をしておきましょう。
決めておかないと、あれもこれもになってしまい、
作成者も大変ですが、見る方も大変で、
結局何が言いたのかわからなくなります。
その他、基本中の基本ですが、時間厳守です。
5分でと言われれば、5分です。
発表者の時間厳守は当然ですが、
司会者も時間がきたら、放置せずに、
「時間ですが」と伝えましょう。
時間オーバーしても、
「司会の不手際で、10分超過してしまい申し訳ございません。、、、」
という定型文を言えばいいと思っている人もいますが、
超過防止のため、5分前終了をイメージして、進行しましょう。
付け加えると、最後に
「ほかにありますか?・・・・
ほかになにか・・・・・・
よろしいでしょうか・・・・・
では、おわりますか?・・・・」
はイライラします。
「ほかにご意見ございますか?・・・
ないようですので、終了します。お疲れ様でした」
と、最後はサッサと区切りましょう。