中年サラリーマンの人生突破ブログ

終身雇用の時代が終焉を迎えた今、何を考え、何をすべきか。。。

告げ口してきたらどうする?

 

“本人に直接言え”

 

周囲から、誰かのことについて告げ口を受けることがあります。

“チクリ”というやつです。

その際、

「へーそうなんだ」

ではなく、

「それ、本人に指摘したの?そういうことは本人に直接指摘して」

というのがベストだと思います。

 

また、自身が告げ口されたことを知ることがあります。

その際は感情的になるのではなく、

告げ口した本人に

「なんで、直接言って来ないの?」

と聞いてみるのがいいと思います。

 

ただし、その際、

「あなたを追い詰めているのではなく、何でも直接言い合えるという

今後の健全な人間関係の構築のためです」

と伝えましょう。

 

 

やめた方がいい話し方

 

よく使われる以下の話し方は、相手を不快にさせるのでやめましょう

 

①「あなたは優秀だからそうやってできるかもしれないが、みんなが同じようにできるわけではない」

 

これは相手の意見が特別だと強引に持ち込み、

自分の意見が一般的だとして話を優位に進める手法です。

また、相手を表面上持ち上げる格好になっているあたりは嫌味に聞こえます。

到底、正面から向き合って話すという姿勢ではなく、

相手の話の腰を折る話し方です。

対抗策としては、

「私が周囲に比べて特別秀でているということはありません。」

くらいにしておきましょう。

 

 

②「例えば?」→「他には?」→「他には?」、、、、

 

話を優位に進めるため、相手に言葉を詰まらせるために使用される手法です。

例は1つ2つあげれば十分ですが、「他には」「他には」と売り返すと、

いつかは言葉が詰まってしまいます。そこが狙いです。

対抗策としては、話す前に例を2つ準備しておき、更に「他には」と聞かれたら

「今、例を挙げましたが、どのあたりがまだわかりませんか?」

と聞いてみてください。

 

 

③「それは言い方次第でどうにでもなった」

 

誰かが失敗した時に、よく言われる言葉ですが、

私は、決して使わない言葉です。

どういう言い方が正しかったかなんて、後になればいくらでもいえますが、

事前に相手にとってどれが一番良い言い方かなんてことは、

(ある程度は事前に検討するにしても)誰にもわかりません。

一般的にはAという言い方が正しいと思われても、

実はある人はB、ある人はCといったように人それぞれで予測不能です。

そのなかで、BESTと思われる方法を選択したのなら仕方ないと思います。

ですから、「言い方次第」というのは典型的な結果論なのです。

 

④“それは何故ですか?”×3

(「相手の話を深堀りしすぎる。」「背景を明確に把握しようとしすぎる。」)

 

営業の研修などで、「質問を繰り返し真のニーズを探る」

なんてありますが、関係性にもよりますが、

こんなことされたら不愉快になります。

本人は自然に聞いているつもりでも、相手は察します。

たまに、プライベートでも混同して

話したこと対して、やたらと深堀りしてくる人間がいますが、

気を付けた方がいいでしょう。

 

 

 

ITによる支配はすぐそこにある

 

今までは、

IT技術によって人間が快適に物事を進めるようにする。」

のはずでしたが、

最近は、AIが打ち出したデータに基づいて、

人間が動かされる様になっています。

 

私の会社でも、コロナの期間で

IT関連部門の地位が急上昇し、今や最も重要視されるようになりました。

結果、彼らの提案は絶対に実行へ移ります。

もはや、彼らが我々の行動を指示し、監視し、評価するようになりました。

 

短期間ですが、劇的な変化です。

 

 

WIN-WIN 

 

WIN-WINの関係とはよく言いますが、

まさにその通りだと思います。

 

仕事に限らず、どんなときも

「こちらが得をする」を基本とするのではなく、

「双方が得する方法を一緒に考える」という基本姿勢でいた方が、

人生が豊かになると思います。

 

自分だけ得することばかりを考えていると、

常にギスギスした時間を過ごし、友人もできず、

年老いた頃には周りには誰もいなくなるでしょう。

 

 

遅刻を繰り返す人間の考え

 

“実は「遅れていいもの」と「遅れてはいけないもの」とをあらかじめ選別している”

 

遅刻や、「あっ、忘れました」を繰り返す人間が一定数います。

背景としては、以下の考えによるという印象です。

 

同僚主催の会議は手帳に書き込むことすらしなくてOK

係長主催の会議は遅刻してもOK

課長主催の会議も遅刻してもOK

部長主催の会議は絶対に遅刻してはいけない

役員主催の会議は10分前到着必須だ

 

時に、周囲から「天然」などといわれて許されることもありますが、

実は計算高いタイプの人間かもしれません。

 

そういった人間は私は信頼できませんので、

重要な仕事は決して任せません。

 

相手がどういった立場であれ、時間を守ることは、

社会人として信頼を得るための基本中の基本です。

 

 

 

心の平穏を手に入れるには

 

“相手の立場を考える”

 

イライラすることや、腹の立つことはよくあります。

しかしその時、ふと相手の立場を考えると

「仕方ないな」

と思うことができ、イライラした自分がスッと楽になります。

 

例えば、急いでいるときにレジでもたもたされたとき、

「早くして!」

とイライラしてしまいますが、

自分が初めてバイトをした時を思い出すと

「ああ、自分も初めはそうだったなあ。この人も慣れていないから初心者かな。」

「こういうときに、イライラしてくる人って勘弁!」

と考えるようになり、心が落ち着きます。

 

また、仕事で同僚から文句を言われてカチンと来ても

「まてよ、なんで彼は急にこんな事を言ったんだろう?」

と考えると、

「そういえばさっき上司に理不尽な注意をされて、相当イラついていたからだ」

「不機嫌なままだったから少しのことで、ああなったんだろう」

と思うことができます。

 

上司に怒られた時も、

「上司も部長に詰められ、切羽詰まっているから仕方ない」

後輩が何回も同じことを言わせる場合も、

「まだ色々覚えることが多くて、忘れるのも仕方ないか、、、」

と思えます。

 

不良品を買わされて、店員に仮に文句を言うことがあったとしても、

(*実際はこんなことで文句を言いませんが)

「この人に行っても仕方ない。不良品だったなんて予想できるわけがない。」

「そりゃ何万個も作れば不良品も出るわ」

という感じです。

 

でも、街中でいきなり殴ってきた相手に対して

「なぜ彼は、、、」

なんて考えだしたら、やりすぎです。

程々で考えましょう。

 

その他、怒らない方法として、

「そもそも相手に何も期待しない」

といったこともよく言われますが、

それでは人対人という感じがしませんね。

 

 

管理職になるための考え方

 

「これって大丈夫かな?いつも何も言われないし、まあいいか」

 

一方、それを知っている上司は内心、

「おいおい、勘弁してくれよ。でも、それで彼が仕事をしやすくなるのなら。。。

もし何かあっても俺が責任を取ろう。」

という感じでしょう。

 

つまり、

「なにも言われないからまあいいわ」

ではなく、

「なにも言われないけど、これって上司が困るよね。だったらやめておこう」

と考えることが第一歩です。