会社が従業員をモノと見始める瞬間
“ポジションが、、、、“
この単語を会社が繁用し始めると、
従業員をモノとみているでしょう。
例えば、人員配置において、
「この人にはこの経験が必要だ」
「この人はここが向いている」
から、
「このポジションが空いたから、当てはまる職級の誰かを当てはめる」
というように変わってきます。
少しニュアンスが伝わりにくいかも知れませんが、
前者は、その人個人を前提としてのことですが、
後者は、まずポジションがあり、そこに職級など満たしていれば、
誰かを当てはめる。
といった違いがあります。
つまり、空いたポジションに入れるのは、社内外誰でもいいのです。
そこに、従業員を教育するという発想はありません。
ということで、
「ポジション!ポジション!」
と会社が連呼し始めたら、潮時かも知れません。
この考え方も、終身雇用を崩壊させ、
転職(退職)を促進させる一つのような気がします。