人材の流動化促進は何を意味する?
“解雇しやすくなる”
ということだと思います。
最近、人材の流動化を促進する!
という話をよく耳にしますし、政府も今後益々その方向へ
あの手この手で仕掛けてきます。
結果、どうなるかというと、
流動化が促進されたところで非正規社員の割合が減るわけでもなく、
単に、勤めていた会社を40歳くらいになると、
一度去ることになるだけだと思います。
企業側は、効率よく人材をまわせるので、
メリットは大きいかと思いますが、
多くの人が、際立ったスキルを持ち合わせている訳ではありません。
そのため、40歳を境に給与が減る、
または20代から昇給しないという事態になり、
将来の安定した生活を想像できなくなります。
結果、備えにはしり、住宅や車の取得者数も減るでしょう。
住宅ローンなんて、怖くて組めません。
あと国策で転職が促進されると、転職支援会社はぼろ儲けですね。
私は、企業の責務としては、一定の雇用の確保もあると思います。
なんでも外国のやり方が正しいとは限りません。
そのうち、企業が一定の金額を支払えば、
従業員を解雇しやすいように法律が改正される気がします。